びっくりドンキー

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【競馬】天皇賞(秋) 予想

◎ドウデュース

2021/12/19

私がドウデュースという馬を初めて認識したのはこの時です。と言っても私はこの頃2歳戦をそんな熱心に見ておらず、どの馬がどうとか全然わかってなくて勝てる位置にいる馬が勝ったなーとしか思ってませんでした。むしろ控えたルメールの馬(ジオグリフ)が思いのほか伸びなかったことが気になってたんですけど上がり見たらドウデュースと並んで最速だったのね。なるほどその対比で勝てる位置にいる馬が勝ったと思うはずだわ。

 

2022/03/06

あードウデュース負けちゃったか。まあ2歳王者なんてそれ以降も活躍する方が稀ですからね、まぁこの先どうなっても武豊がウン十年取れなかったタイトルをくれた時点で名馬と言って差し支えないでしょう。

 

2022/04/10

ゴール直前で急になんか来たのでビックリした。川田は怖い。

しかし「桜も豊の背中を押す」か。こういう惜しいところ見ると、この武豊という男が大舞台で勝つところをもう一度見たい気持ちになってきたなぁ。牡馬路線のドウデュースもそこまで興味なかったけどなんだか急に応援したくなってきたぞ。でもダノンベルーガもイクイノックスも好きなんだよな~~~~~~~~

 

2022/04/17

ジオグリフ!そうかお前朝日杯とか共同通信杯とか今まで負けたところしか見てなかったんだけど、さすがに人気してただけのことはあったんだなぁ。

さてダノンベルーガは3着だったかな…あれっ4着?3着はドウデュース!?道中あんな後ろ走ってて絶不調かと思ったんだけど来てたのお前!?すごいスローペースでしたよね確か!?しかも中直短でしょ!?それでここまで来れる!?お前……強かったのか…!?いやG1馬に対して「強かったのか…!?」というのも変な話ですけど。

 

2022/05/29

私の本命はドウデュース。理由は以下の通り。

  1. 皐月賞まで舐めててすみませんでしたというお詫びの気持ちから。詫び本命。
  2. その皐月賞はペース読み違えで直線だけの競馬になりながら3着。この世代、ダノンベルーガやイクイノックスといった素晴らしい末脚の持ち主はいるがどちらも追えば伸びるという感じで、すごい瞬発力、ひとつ上の世代で言うとシャフリヤールのような「切れる脚」を持ってる馬はいない印象だった。しかしドウデュースが皐月賞で見せたのは間違いなく「切れる脚」。この切れ味は絶対に府中の長い直線で強みになる。
  3. 先週のオークス、放馬で大変なことになりましたね。ウォーターナビレラも待ちすぎてスタートする前に終わってしまって…。つまり競馬は何が起こるか分からない。何が起こるか分からないので未知の不安要素を持つ馬がいるかもしれない。まぁそれは全員そうなんだけどダノンベルーガやイクイノックスといった出走回数が少なすぎる馬は特に怖い。ここは2歳3戦、3歳もこれで3戦目と経験豊富で教育の行き届いたドウデュースを支持したい。
  4. そう!!!!!!!!!!!!ナビレラはレースにも参加できなかったんだ!!!!!!!!!!こんなんじゃ到底満足できねぇ!!!!!!!!!武豊!!!!!!!!!!!今度こそあんたの輝きを見せてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

とはいっても朝日杯勝ってるしマイラーなんじゃないの?という不安はやっぱりついて回るけど。まぁ結局は武豊の雄姿が見たいということで。しかしダービー。ダービーかぁ。去年も見たけどより競馬にのめり込んで、出走馬のことも結構分かってて、しかも期待馬たくさんで。すごいワクワクするなぁ。

 

本命が勝ったからとかじゃない。とにかく凄すぎた。これができるからこの人は国民的騎手なのだと思い知った。あのスタンドを埋め尽くす人の大群が一心不乱に勝利ジョッキーの名を呼ぶ光景、日差しが強く暑いがカラッとして爽やかな空気、晴れやかな気持ち。今でもありありと思い出せる。

しかし何回観ても最高過ぎるなこのレース。もし俺が年端も行かないウマ娘なら、絶対これを見てダービーウマ娘になりたいと決意したことだろう。そしてそんな俺は原作側の世界だとドウデュース産駒のはず。急に何の話?

とにかくこのレースは俺の心にしっかりと焼き付いて、ドウデュースは現役で一番好きな馬の一頭になった。

 

2022/09/11

2022/10/02

良くない気持ちになるので省略。

2022/10/23

ほら!あのダービーの粘りを見てビクターは菊花賞獲れるって信じてたんだ!アンカツのバーカ!!いやーダービーもそうだけど、信じた馬が勝つって嬉しい。そして馬券が当たるのは気持ちいいけど絶対体に良くない。きっと財布にも良くない。

 

2022/10/22

お~~~~朝日杯のセリフォスも重賞制覇か!「前哨戦の中内田」って言い方、本番には弱いくせにみたいなニュアンスが付きまとうけど、逆に言うとこういう所確実に取ってくるのは流石だなぁ。

 

2022/10/30

うお~~~~~~イクイノックスもついにG1を!!!!!!!!ダノンベルーガも馬券だし、アスクビクターモアといいドウデュースと好勝負を繰り広げた馬が活躍すると嬉しいなぁ。

(実際にはパンサラッサとかについての感想もだいぶありますが、本筋と関係ないので端折らせていただきます。ご容赦ください)

 

2022/11/20

えっセリフォスこんな強いの!?おどうお前G1こんな勝ち方する本職マイラーに勝ったのか!?相手の土俵で!?

ダービーで戦った馬は活躍するし、朝日杯組もジオグリフにセリフォスとG1勝つし、なんなら新馬戦で一緒に走ったガイアフォースとフェーングロッテンも重賞馬だし、どういうレベルのレースを戦ってきたというんだ。

…しかし、周りが活躍してるのにドウデュース自身は負担の大きいレースでシーズン浪費してしまってて歯痒いものがある。次走れるのいつになるかなぁ…

 

2022/12/25

うわ強!!!!!!!ドウデュースは本当にこれに勝ったのか?いや…さすがにこれはもう…

 

2023/02/12

あれほど待ち望んでいたドウデュースの次走が来る。しかし、俺はワクワクどころか不安を感じていた。目標はドバイターフなのに同距離の中山記念ではなく2200mの京都記念を使うというチグハグさ。3歳で凱旋門賞を走って歯車が狂ってしまった前例。ダービーで燃え尽きていった数知れぬ馬たちの存在。

もしここで負けてしまったら?ライバルたちが活躍してる間に置いていかれてしまっているとしたら?弥生賞から同様のローテを経た僚馬のような道をドウデュースも辿っていくのだとしたら?いやマカヒキマカヒキで愛されてるし俺も去年の京都大賞典は大層興奮したんだけど、それはドウデュースに見たいものではない。

それでもその時が来てしまうのなら。ひとまず俺は「帰国初戦だから」「去年も叩いて良くなってきたのがドウデュースだし」と受け入れたふりをするだろう。しかし今後ずっと上向かなかったなら、俺は耐えられるのか?

 

しかしドウデュースはそんな鬱屈したカスみたいな想いを吹き飛ばすような鮮烈な走りを見せてくれた。それどころか、きっと成長したイクイノックスとも互角に戦えると信じさせてくれるほどだった。

(それはそれとしてエフフォーリア、ここで引退になってしまったけど命に別状がなくてマジで良かった…。)

 

2023/03/24

えっ……。つらい。アルピニスタが本気でジャパンカップ来ようとしてたのに故障で回避になった時並みにつらい。まぁドバイさんサイドもゼンデンの事故とかあったし過敏になるのは仕方ない…かなぁ…。こういう判断で救われる命もあると考えよう。じゃないとやってらんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!チクショー!!!!!!!!!!!!!!

 

2023/03/26

ドバイ気になり過ぎて全然眠れんかった。ドウデュースは残念だったけど他にも楽しみなことはたくさんありますからね。

うーんダート短距離の壁は流石に高いなぁ。うわーベルーガ惜しかった!けど賞金ついに積めたか!おーイクイノックス3馬身レコードってスゲーじゃん!ウシュバテソーロ…ウシュバテソーロ!?本当はターフも日本勢で欲しかったけどメインレース獲れたのは想像以上だったなぁ。あっレース映像も確認しなky

 

何この……え…?逃げ…?よく見たら直線ほとんど追ってねぇじゃん。ガッツポーズ早すぎんだよエリシオのペリエかよ。これ本当に俺がクラシックで見た馬なのか…?京都記念で「ドウデュースこの走りなら今のイクイノックスとだって!」と思ったけど再び自信なくなってきた。

 

2023/06/25

いや~~~~やっぱりイクイノックス。イクイノックスか。もはや国民的名馬となったイクイノックスさん。着差的には微妙だけど美浦が坂路改修でいつもと臨戦過程違うし、ルメールの乗り方もスッゲ~~~大味の最強馬仕様だったことを思うと流石の強さと言うべきか。

…そういえばドウデュースの京都記念って今年宝塚記念と同じコースだったんだよな?

 

イクイノックスの宝塚記念勝ちタイム、2分11秒2。

 

ドウデュースの京都記念勝ちタイム、2分10秒9。

……タイムは馬場状態や展開に左右されるものであって、同じコースと言えども単純比較はできないというのは重々承知の上だが。この馬は一体どれだけ夢を見せてくれるというんだ?

(でも2着以下のタイムも重ねてみるとけっこう真実味ないですか?プボ君が掲示板から外れるから違う?確かに…)

そして、ドウデュースとイクイノックスが再び相見える時が遂にやってくる。多くの人はイクイノックスを支持するだろう。当然だ。方や後に欧州戦線を席巻する面々を舐めプで蹴散らした、公式の世界最強馬。方や京都記念こそ快勝したもののダービー以降惨敗に取消、歯車が噛み合わないまま半年以上ぶりのテッポウで来る馬だ。

 

しかし、俺はドウデュースが再び逆襲の末脚を見せてくれると信じている。

 

ドウデュースには東京競馬場歴代走者でも屈指のスピードがある。ドウデュースにはマイラー以上の瞬発力がある。ドウデュースには調整能力抜群の厩舎スタッフがいる。そしてなにより、ドウデュースには武豊がいるのだ。それはキタサンブラックやジャックドールで知られるいぶし銀のベテランジョッキー武豊とはちょっと違う。ドウデュースに乗っているのは、エアグルーヴスペシャルウィークで魔法のような勝利を演じてきた*1平成の天才、スーパージョッキー武豊なのだと、ダービー以来なんとなく感じている。

きっと明日も、馬券を外した人でさえウオオオオと湧くような、そんな競馬を見せてくれるに違いない。

*1:あと皐月賞で脚を余しがちな