M3新譜「MILLENNIUM」セルフライナーノーツ始めます

こんにちは、元祖サイゼリヤです。またの名をKyothoughと言います。

突然ですが10月25日に開催される秋M3でこの元祖サイゼリヤとタナさん(Ren Tanahashi)によるスプリット・アルバムが出ます。タイトルは2000年生まれの2人を象徴する「MILLENNIUM」！！！！！

f:id:kyothough:20201014190234p:plain — ジャケット、カッケェ～～～

そこでこれから毎日、この元祖サイゼリヤとタナさんによるセルフライナーノーツ(楽曲解説)を連載することとなりました！

この元祖サイゼリヤ、もともと好きなアーティストが自分の曲の解説をしてる文章を読むのが好きなので、自分も作った曲についてブログとかで語るやつをやりたいな～と常々思っていたんですけど、なんやかんやでタイミングを逸し続けてきたんですよね*2～～～それで我々がアルバムを出すとなった時に今しかない！と思って書き始め、M3に向けての宣伝も兼ねてこういうのやりたいな～と、せっかくなのでタナさんも書いてみませんか？と相談してみたら快諾していただき今回の企画が実現しました。

それではいってみよう！今回は制作開始の経緯についてです。

「MILLENNIUM」制作のあらまし

このアルバムの起源はひとつのツイートに遡ります。

@tanatechs 最もKyothoughと会ってる男来年はクリエイティブ方面でも一緒になんかできたらなと思ってます！
— Kyothough/元祖サイゼリヤ (@KyothoughMUZiiK) 2019年12月31日

去年の大晦日にハッシュタグ遊びしているときの自分のリプです。タナさんは同世代で同じトランス・ミュージックを楽しむ仲間*3であり、トラックメイキングの道で高みを目指すライバル…みたいな昨今のタナさんの活躍ぶりを見てるとマジで烏滸がましすぎる認識がこの元祖サイゼリヤにはあり、以前からなんとなく「いつかタナさんと一緒になんかしたいよな～」という思いがありました。この時はひとつ合作でも実現したらアツいな～ぐらいの気持ちでリプライしたんですが、年明けにタナさんから「秋M3で一緒にアルバムを出しませんか？」と激アツDMが来て「是非！！！！１！！！１１１」と即答しました。

最初に大まかな方向性や収録曲数、そしてジャケットをLawyさんに依頼するだろうな～ということが決まりました。この時のテーマは「TranceはもちろんProgやPsyなどの隣接ジャンルも含む、若手らしいモダンなサウンドのアルバム」。アルバム全体のカラーみたいなものについてはこの時点ではあんま見えなかったんですが、制作を進めていくうちにだんだん合作(Millennium)を軸としたものになるんだろうなというのが共有されていたと思います。

そこから間をおいて2月末に合作についての話し合いを始めて3月に制作に着手し、本格的に制作がスタート。7月頃にはだいたい完成してそこから各自のソロ曲、並行してリミックス依頼…という感じでした。個人的にはいろ

以下、タナさんによる紹介です

タナことRen Tanahashiです、このアルバムがリリースされるLostalgic Recordings(以下ロスレコ)ってレーベルを作った人間です。

アルバムの制作に至った経緯としては上に書いてある通りって感じで、以前からKyothoughさんにはロスレコの1st EPから参加してもらったり僕が知る限り唯一の同い年のトランス作ってる人だったのでなんか一緒に作れたらいいなって感じで話を持ちかけました。ところでなんで年齢にこだわるかと言うとで2000年前後に生まれたTranceプロデューサーが全然いないからです、時々DJもやらせてもらってますが他のジャンルに比べて本当に少ないと思います。だからこそ若手でもこういう音楽作ってる人はいるぞ！ってことを知ってもらうって意味も込めて2000年生まれ同士であるKyothoughさんとアルバムを作ろうと思ったわけです。

アルバムの内容について軽く触れておくと、ご存知の方は少なからずいると思いますが僕もKyothoughさんも国内/海外問わずいくつかのレーベルから楽曲をリリースしてます、なのでクオリティは間違いないです。リミックスについても名前を見ただけでピンと来る人も多いと思います、マジで最強です。国内のTrance/Progressiveシーンの最先端で活躍している方々をお呼びしました。でも一番の理由としては折角のアルバムだし好きな人にリミックスしてもらいたい！って気持ちの方が大きかったです。アートワークはロスレコのかっこいいロゴも制作してくださったUnitoneのLawyさんです。今回は映画がテーマのデザインだそうでまだ僕も実物は見てませんが内面も含め華やかで上品な雰囲気があるデザインになってます。ぜひ手にとって欲しいです

そんな感じで色々な人にお世話になりながら作ったアルバムなので発売をお楽しみに！

というわけで「MILLENNIUM」、お楽しみに！