びっくりドンキー

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M3新譜「MILLENNIUM」セルフライナーノーツ第4回

ハイ元祖サイゼリヤです!

 

「MILLENNIUM」セルフライナーノーツ、今回は3曲目「A Flight to Nowhere」!

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03. A Flight to Nowhere

Title: A Flight to Nowhere
Genre: Uplifting Trance
BPM: 138

 

 これはズバリこの元祖サイゼリヤによるXanticのSynthVカバー、そして以前ロスレコに提供したColor Of Waterに連なる曲です。Xanticのカバーは周りの人から褒めていただいたり、自分でも気に入ったりしているひとつなので、自分のプロダクションスキルも向上してるしこのタイミングでひとつフォローアップでもやってみるかという思いで作ってみました。

 

この曲で目標としたのは「派手なスパソのリード無しでサビを十分盛り上げること」です。LostlyとかCiaran McAuleyのサビの途中からみたいな感じ。作り始めた最初は「ヨッシャリードなしで行ったるぞ~!」と息巻いていたんですが、LostlyのIn My Memoryリミとか聴きこんでもどうしてあんな感じになっているのか全く分からなかったので、最終的にプラックの奥にうっすらスパソを重ねることでいい感じにしました(ダメじゃん)。スパソ自体は派手じゃないし聞こえ方としてはだいたい一緒なのでセーフ。

 

あとタイトルについてなんですが、私がアップリフティングを作るときに大事にしている、「疾走感と浮遊感が一体となった結果、空を高速で飛んでいくみたいになったフィーリング」への意識が出たもので、例えばAly & Filaの曲とかで顕著だと思います。まあいつも意識しているポイントではあるんですけど、今回は特に往年のティエストのSuburban TrainとかActivaの曲みたいな「ブレイクでパーカッションが鳴っている部分」があったりして、その感じがことさらわざとらしく出せたかなと思います。

 

 

次回はタナさんの「Around the Silence」!お楽しみに!